
先日、市内の分団が一同に会し、来るべき操法大会に向けた合同練習が開催されました。前日からの雨でグラウンドは水浸しという、まさに「田んぼ」のような悪コンディション。
足元を取られやすい中でも、大きな怪我もなく、無事に練習を終えることができました。
悪条件を跳ね返す、訓練の「熱量」
今回の合同練習は、操法大会での各分団の連携を深める貴重な機会となりました。
ホースを伸ばす際も、ぬかるみに足を取られながらも声を掛け合い、息を合わせて作業を進めていく。
まるで、普段はそれぞれの生活を送る人々が、一つの目標に向かって完璧に組み合わさっていくジグソーパズルのようでした。
災害現場にも通じる「判断力」と「チームワーク」

このような悪条件下での練習は、団員一人ひとりの「状況判断能力」と「チームワーク」が強く試されます。
例えば、普段なら難なく走れる場所でも、滑りやすい地面では足の運び方を変えたり、隣の仲間が転倒しそうになったらすぐに支えたりする。これらは、実際の災害現場でも求められる瞬時の判断力と、お互いを思いやる気持ちに通じる大切な要素です。
地域を守る「誇り」を胸に、さらなる高みへ
私たち消防団は、地域住民の皆さんの安心・安全を守るため、日々訓練を重ねています。今回の雨中の練習も、決して楽なものではありませんでしたが、団員たちのひたむきな努力と、それを支える強い絆を改めて感じることができました。
今後も、操法大会に向けてさらに練習を重ね、地域の皆さんの期待に応えられるよう精進してまいります。消防団の活動に、これからも温かいご声援をお願いいたします!
今回の記事で、消防団の活動について、少しでも興味を持っていただけましたでしょうか。
団員も募集していますので、お気軽に見学にお越しください!